従来の常識を覆すハイビスカス。~南国の風薫るお庭へ~

~夏を彩るハイビスカスの魅力~

■夏を代表する花ハイビスカス

夏の花と聞くと、多くの方が「ハイビスカス」を思い浮かべるのではないでしょうか。

鮮やかな赤やピンク、オレンジ、黄色の花は青空との相性も抜群で、見るだけで元気を与えてくれ、お庭で南国気分を味わえます。

ハイビスカスは熱帯・亜熱帯地域原産、アオイ科フヨウ属の非耐寒性常緑低木。日本では気温の高い夏でも美しく咲き誇り、「夏のシンボル」として親しまれています。

難しいと思われがちなハイビスカスですが、元気に育てるコツはシンプルです。

  • 日当たりの良い場所で管理する
  • 生育期は土が乾き始めたらたっぷり水を与える
  • 春と秋に肥料を施す
  • 水はけのよい土で育てる
  • 1年から2年以内に1回は植え替えをする

■色彩で庭を元気にする植物

ハイビスカスの魅力は何といってもその花色です。

赤・黄・オレンジ・ピンク・白など非常にバリエーションが豊富で、庭や玄関先を一気に華やかに演出してくれます。

強い日差しの中でも花色が映えるのは、もともと強い太陽光の下で進化してきた植物だからこそ。

暑さで庭の彩りが少なくなりがちな夏でも、主役になれる存在感があります。

▲ハイビスカス ミセスユミ 単色のイメージが強い中、グラデーションの美しい品種。

▲ハイビスカス ケイトシリーズ 情熱な色のイメージが強いハイビスカスですが、中でも落ち着きのある優しい色味の品種をチョイスしました。

▲ハイビスカス バイロンメッツ 純白の清楚な印象を与えてくれる品種。

▲ハイビスカス フラミンゴレッド 花の先端に花が咲くように見える2段咲き品種。一風変わったユニークな花弁が魅力です。

■実は“毎日新しい花”を咲かせている!?

ハイビスカスの大きな特徴は、一輪一輪の花が「一日花」であることです。

朝咲いた花は夕方にはしぼんでしまいます。一日で花が枯れてしまうことから弱い植物と思われてしまいがちですが、そんなことはないのです。これには環境に適応するための歴史があります。

原産地の熱帯地域では、一年を通して高温多湿な環境が続きます。そんな環境で花を長期間咲かせても蒸れてしまうことから、ハイビスカスは一つの花を長持ちさせるよりも次々と新しい花を咲かせる戦略を選びました。

花は一日で終わっても、次々と別の花芽が上がります。この性質から「新しい恋」「勇敢」といった花言葉を持ちます。

毎日違う花が咲くため、長期間にわたって開花を楽しめるのも魅力の一つです。育てていると「今日は新しいお花咲いてるかな」と毎朝が楽しくなりますね。

■一日でお花が終わってほしくない、そんなあなたに!

そんなハイビスカスの魅力をより長く楽しんでいただくためにおすすめしたいのが、ニューロングライフシリーズです。

これはグラフハイビスカスとも呼び、一輪の花が3~4日咲き続けるハイビスカスシリーズです。また、従来の種類より大きくなりにくく、コンパクトに育てることが出来ます。花色も豊富でお庭にはもちろん、贈り物としてもおすすめです!

▲ロングライフシリーズ アドニス

■ハイビスカスの歴史

17世紀に熱帯アジアとの交流をきっかけに琉球王国へハイビスカスの仲間であるブッソウゲが渡ったことが始まりとされています。原産地と環境が類似している琉球王国では生垣などに使われ、「あかばなぁ」として定着していきました。

その後ハワイを中心に品種改良が進み、アジアへ広く分布していきました。現在では5000~6000ほどの品種があるとされてます。

また、種類の豊富さから特徴ごとに大きく3タイプに分けられます。

・ハワイアンタイプ 花が大きく豪華な花が咲く改良種。日本の園芸店で一番流通量の多いタイプ。

・オールドタイプ  原種に近い在来種。花はやや小さめでシンプルな色合い。丈夫なタイプ。

・コーラルタイプ  風鈴ブッソウゲを元に品種改良されたタイプ。フリルが入り特徴的な花を咲かせる。

季節ごとの管理

●夏の管理 暑さに強いハイビスカスですが、近年の猛暑により35℃以上の日が連続すると生育障害を起こし、花芽が上がるが蕾が開かない。もしくは花芽が上がらないといった現象が起こる可能性があります。気温を見て半日陰の移動すると良いでしょう。また、水分の蒸発が盛んになるため、水切れを起こさないように注意しましょう。

●冬の管理 熱帯原産の非耐寒性多年草です。最低気温が10℃を下回ってきたら室内に取り込みましょう。基本的に常緑樹ですが過度な寒さに当たると落葉することがあります。

●春、秋の管理 剪定や植え替えにおすすめの季節です。(3月~6月/9月~10月)

まとめ

一日で終わる花の命は短く感じますが、その後ろには次のつぼみが控えています。

一輪の美しさだけでなく、「次々と咲き続ける力」こそがハイビスカスの魅力かもしれません。

この夏はぜひ、お庭で南国の生命力を感じてみてはいかがでしょうか。

 

 

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